WordPress の高速化の基本。要らないプラグインは「停止」ではなく「削除」しろ

WordPress を使っている人、特に初心者の人は、プラグインのロード時間を舐めてかかってる人が多い気がする。

プラグインを1個ロードするだけで、WordPress 内部では目眩がするほどの関数を複数回コールする。オーバーヘッドが半端ない。

また、たとえ停止してあっても 1つのプラグインにつきグローバル変数には複数のオブジェクトやら配列やらが大量に登録される。さらに、停止状態でも cron による更新チェックは動く。

というか、WordPress は、それ自体が とてつもない大きさのグローバル変数 を持っているので元々遅い上に 大量のメモリを使う

WordPress が動作する必要最低メモリが大きいのはグローバル変数がデカいからである(特に管理画面)。

例えば、functions.php に

add_action( 'template_redirect', 'global_variables_view', 99 );

function global_variables_view() {
	print_r( $GLOBALS );
}

↑ こんなこと書くとんでもないことになる(グローバル変数を全て出力する。実環境でやっちゃダメよ)。

↑ これをやると、グローバル変数のソース表示だけで 10万~15万行くらい出力されるw

ある程度パワーがあるサーバーであれば「体感で速度は変わらない」と感じるだろうが、Google 先生が要求する最適なサーバーレスポンスは 0.2 秒以内である。

Google 先生の要求レベルでみれば、プラグイン1個につき、どれほど遅くなってるか分かったもんじゃない。

ぶっちゃけ、functions.php に書けばで出来る程度の処理ならプラグインなんぞ入れない方がいい。

CSS に書けばできることなら尚更いらない。テーマ設定で出来るなら当然、それも要らない。

とにかく、

使わないプラグインがあるなら「停止」ではなく「削除」した方が良い。

または、plugin load filter というプラグインを活用するのも手である。

↓ plugin load filter に関する記事はコチラ。

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Posted by るな