有名だけど個人的に使いたくないWordPressプラグインTOP3
個人的に使いたくないのは、
- 重くて遅い
- 動作が怪しい
- デバッグするとエラーは出ないが、警告がでまくる（妥協することもある）
- 推奨されてないクラスや関数を使ってる（妥協することも多い）
以下、使いたくないプラグイン TOP3
- All in One SEO Pack
- Crayon Syntax Highlighter
- ページキャッシュ系プラグイン
- （おまけ・使い方による）Broken Link Checker
使いたくない理由とか
All in One SEO Pack
プラグイン呼び出しの際に、凄まじいオーバーヘッドがあるプラグイン。
もともと、別々だった多種のプラグインを「オールインワン」にしてしまった。
それ故に、重くて遅くて、ソース内部が汚い。
大した脆弱性ではないが、
JPCERT では JVN#75615300 こんなのも出てきちゃう有り様。
（最新版では修正されてる）
ぶっちゃけ、元の分割状態にしてくれた方が断然「良いプラグイン」になるのだが、
戻す気はないだろう・・・
このプラグインを使ってる人は、おそらく以下の理由で使用してると思われる。
- 必要な機能があるが、他のプラグインが見つからないから「仕方なく」使ってる
- 他のブログ等で「おすすめ」などと紹介されてるのを鵜呑みにしちゃった
1 に関しては否定はしない。
Social Meta などの機能を使いたいがために仕方なく使ってる人もいるだろう。
2 に該当してる人は「本当に必要かどうか？」は検討した方が良いと思う。
必要な機能の部分だけのプラグインとか探した方がええんちゃう？
Crayon Syntax Highlighter
All in One SEO Pack をも上回る重さと遅さを誇る怪物プラグイン。
絶対、使いたくないｗ
機能を多くしても軽くできる方法はいくらでもあるが、
Crayon Syntax Highlighter は多機能と軽快さに関して、完全ペイオフ状態。
ソース内部を見ても、軽くしようという考えは全くなさそう。
ページキャッシュ系プラグイン
有名なのは、以下の３つ。
| プラグイン名 | 個人的評価 |
|---|---|
| WP Super Cache | × |
| W3 Total Cache | × |
| Zen Cache（Quick Cache の後継） | △ |
上記3つを ○ △ × の3段階で個人的に評価すると上記のような感じ。
WP Super Cache と W3 Total Cache は環境チェックが甘い。
どっちにしても、
- wp-config.php や .htaccess を書き換える。
- WordPress の shutdown 処理に add_action せざるを得ない仕組み（プラグインだから当たり前だけど）なので、本当に完全なキャッシュができてるか怪しい。
- ブラウザキャッシュやプロクシサーバーのキャッシュとは違って、キャッシュの管理状態が相当怪しい。管理人の気づかないところで、延々古いページが表示されてる可能性もある。
1. に関しては、.htaccess はまだしも、wp-config を書き換えるとか・・・嫌すぎる。
2 と 3 もかなり問題がある。個人的にはプラグインによるキャッシュは全く信用してないｗ
ただ、オブジェクトキャッシュ（画像とか）なら問題ないと思う。
当ブログでは、NIX Gravatar Cache というプラグインで、
アバターの画像だけキャッシュしてる。
ページキャッシュは使いたくない。
使い方によるけど、Broken Link Checker
cron で特定の時間になるとリンク切れをチェックしてくれるプラグイン。
普段は大人しくしてくれてるので問題ないが、
リンク切れをチェックしている時の重さはハンパない（というか尋常じゃない）。
コンテンツの A タグを総なめして、なおかつリンク先をチェックしてるのだから当たり前なんだけど・・・
普段は停止しておいて、3ヶ月に一回とか半年に一回とか、
その程度の使い方で十分な気がする。