頚椎椎間板ヘルニア 頚椎症性神経根症 を発症中。しばらくお休みをいただいております。

縦書きブロック

2019年7月3日

小説のように文章を縦書きにできるブロックです。

縦書きブロックのサンプル

以下の文章は 梅松論(現代語訳) の序章部分より引用

 いつの年の春だったろうか。

 二月二十五日を参籠結願の日と定め、北野の神宮寺の毘沙門堂に僧俗男女が集まって、あるいは経を読誦し、あるいは座禅を組み、あるいは詩歌を詠じたことがあった。

 夜更けになって、松の風や梅の匂いが神さびて、心も澄み渡るようであった。

 しばらくそうしていたところ、ある人が言った。「このような時にはばかりがありますが、御存知の方がいらっしゃるかもしれないので、長い間不審に思っていたことを申します。御存知の方がいたら、教えてください。先代を滅ぼし、当代が御運を開いて栄華をきわめることになった次第を詳しくうけたまわりたいのです。どなたか物語していただけないでしょうか。」

 周囲が静まりかえったところ、何とか法印といって、多智多芸で知られていた老僧が進み出て言った。「年老いた者ゆえ、昔のことを聞いたりもしています。聞き知っていることのあらましを語ってみましょう。きっと忘れていることも多いことと思います。もしも私が失念していることを御存知の方がいたら、御助言ください。」

 質問した者ばかりでなく、満座の者はすべて、「これぞ神の託宣」と喜んで、法印の物語を聞いた。

 法印は、語り始めた。

↓ 中央寄せでルビとか振ってみたパターン

いろにほへどりぬるを
世誰よたれつねならむ
有為うい奥山今日越おくやまけふこえて
あさ夢見ゆめみひもせず

以下の文章は 梅松論(現代語訳)「足利高氏の上洛」より引用

 元弘元年にも笠置城退治の一方の大将として御発向されたことがあったが、このたびは当将軍の父、浄妙寺殿が御逝去されてから一両月もたっていなかった。いまだに御仏事の沙汰も終えておらず、御悲涙にたえかねていらっしゃった時に、大将として都に御進発せよと高時禅門が言ったため、仕方なく御上洛されたのである。

 大将に選ばれたのは仕方ないとはいえ、このたびの関東の沙汰はあまりのことであった。これによって、深くお恨みになったと聞いている。

 もう一方の大将は、名越尾張守高家。これは、承久に北陸道の大将軍となった式部丞朝時の後胤である。

 両大将が同時に上洛されて、四月二十七日、同時に都を出られた。

 将軍は山陰、丹波、丹後を経て伯耆に御発向され、高家は山陽道、播磨、備前を経て、同じく伯耆に向かうことになった。

 船上山をお攻めになることが決まって下向したはずだったのに、久我縄手での手合わせの合戦で大将名越尾張守高家が討たれてしまい、高家の軍勢は合戦に及ばず、ことごとく都に帰って来た。

推奨する使い方

縦書きブロックに限らず、Luxeritas Blocks は個々のブロックの設定項目が非常に多いため、良く使うデザインのブロックは設定後に「再利用ブロック」に登録して、次に使う際に「通常ブロックへ変換」して使うことをオススメします。

通常ブロックへの変換